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病院に保管されている私たちの個人カルテ。
自分の体のデータなのに、自分で保管し、
管理することもできません。
いくつものお医者にかかれば、いくつもの場所に自分のデータ。
おかしい・・・。
ある日、ふと考えました。
体のデータがお金だったら・・・。
お金は銀行が管理するものではなく、個人が管理するもの。
銀行はその大切なお金を、安全に保管するのが本来の仕事。
IDとパスワードを入れて、
好きなときにチェックしたり引き出したりするのは自分だ。
別に銀行が管理してくれる訳じゃない。
たんす預金よりは便利で安心だし、
世界中のどこからでも好きなときに引き出せるからだ。
そんなふうな体の銀行があるとすごくうれしい。
21世紀の医療を考えるという新聞の見出しを見て、
なんとなくふうーんと思った。
今、本当に考えなきゃいけないのは、自分の意識と取り組みかただ。
自分の体を自分が一番関心を寄せて見てあげること、
大切にしてあげること。
お医者や病院が守ってくれるなんて他人まかせの考え方を、
わたしたちは一体いつからするようになってしまったのだろう。
そんなことだから、病気になったときしか診てもらいに行かないのだ。
それなのに、治りが悪いと、
それはヤブだとかハズレたとか文句を言う。
おかしいのは私たちだ。
自立心の薄い自分自身だ。
これからの時代、自分の体は自分が守る。
それでも、病気になったら、お医者に行く。
その時、「なんとなく具合が悪いんですよね」じゃ、
お医者だって納得しないじゃないか。
ちゃんと体と心の状態を、書類で見せると話も早い。
21世紀は個人の時代。
わたしたちが、今よりほんの少しがんばって、
自分のことをちゃんと知っていてあげる。
健康な体は、
そんなところから始まっていくんじゃないかと思うのです。
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