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あれそれ倶楽部 Magazine
私のお気に入り!/国本佳江
vol.12/清左衛門の贅沢茶漬
池袋の東武デパートでは、今「大北海道展」を開催中。全国のデパートで「食の物産展」の集客動員数を調査したところ、ダントツのナンバーワンは、いつもこの「北海道展」らしい。なんと札幌のデパートでさえもそうだというから驚きである。北海道は広いから、札幌の人も、小樽や釧路の美味しいものが食べたい…ということだろう。

昨年も、各デパートでは、いろいろと趣向をこらした「食」に関するイベントを行っていたが、私が特に興味をひいたのは、日本橋高島屋で開かれた『どっちの料理ショー』と『はなまるマーケット』などテレビ番組と連動した企画ものだ。『どっちの』では、番組で使用したまぼろしの「特選素材」や、「美味しい応援団」のお店の出店。『はなまる』では、ゲストのタレントさんが薦める「今朝のおめざ」で登場した数々のスイーツなどが出店されていて、どれだけ買い込んだかわからない。あとは、『とんねるずみなさんのおかげでした』の「食わず嫌い王」内「おみやげ選手権」のイベントがあれば完璧なのに…と思っている。

こういったイベントの利点はいろいろあるが、お取り寄せと違って、送料がかからないこと。味見ができること。少量から買えることが嬉しい。初めてのお取り寄せは、いつもいちかばちかだから、量が沢山のものは、はずすといやだし…ほんのちょっと食べてみたいから…と、たとえば、Sサイズの450円のジャムを、1000円の送料で送ってもらう時、なんか悔しい気持ちになるのは、私だけだろうか? だから私は、デパートの物産展に足繁く通う。

今回ご紹介するのは、昨秋、横浜高島屋で開催された『雑誌ミセスが選ぶ、かくれた味うまい味』で買い求めたものである。「雑誌でみた話題の味、あの人のお墨付き。お取り寄せの逸品もお持ち帰りいただきます」というサブタイトルに魅かれて駆けつけた。
「贅沢茶漬」
この贅沢茶漬は、前からすごく興味があったものの、以前お取り寄せは、吉野杉の箱入りのみで、5800円もするので腰がひけていた。だから、はずしたらたいへーんと少量のパック入りを買い求めた。さすがの贅沢素材! 備長炭で白焼きした後、山椒を加えて煮あげた明石の穴子、大粒のちりめん山椒、歯ごたえのよい無農薬のごぼう、道南産の天然もの最高級真昆布を、小豆島は「丸島醤油」の本醸造醤油、飛騨高山の純米酒「久寿玉」に三温糖・黒砂糖のみを使ってつくられたものが少しずつ入っている。
辛口の大人の佃煮といった感じだが、これがお茶漬けと最高のマッチングをみせる。熱々の御飯にのせて熱々のお煎茶をかけて食べると、本当に贅沢な気分になる。夏は、冷たい煎茶や氷水で「水茶漬け」も良さそう。お取り寄せの杉の箱いりは、ちょっと高いけど、ふたの焼印といい、包装も粋で、開けたときの「ごちそうの玉手箱」感が、特別な人への贈り物の切り札にも、きっとなることだろう。

ところで、今年のデパートの物産展に登場しはじめたのは、定番の駅弁に加え「空弁」特集。昨年12月、羽田の第二ターミナルに「空弁ショップ」がオープンして話題になったが、いち早く採り入れたのはさすがだ。今年もデパートのチラシから目がはなせない。
お気に入り!
「贅沢茶漬」
「贅沢茶漬」
120gいり 2800円
210gいり 4000円
310gいり 5800円
など
清左衛門
TEL:0798−49−8898
FAX:0798−49−5556
vol.11
長崎角煮まんじゅう
前号 次号 vol.13
チョコマシュマロ・
小さなショコラもち
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