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自然との対話
人々は今、科学の急速な進歩による環境破壊、
地球オゾン層破壊による異常気象、勃発する民族戦争など、
混沌とした社会に身を置かざるえなくなりました。
今こそ人は、国や人種を越えて、自然を、そして自分自身を
深く深く見つめなければならないのではないのでしょうか。
私の作品はもちろん、私の主張は秘められていますが、それは
見て下さる方へのメッセージの強制でも、拒否でもありません。
そこにはただ、山が、海が、川が、月が、鳥が、蝶が、
…そして余白があるだけです。私の絵の余白部分は見て
下さる方が自由にご自分で描いて下さればと願っております。
見る人が絵の中に入ってゆける、静かに自然や自己と語り合える、
水墨を通して、そんな精神絵画を描いていけたらと願ってやみません。
濱中応彦
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