イカの食欲VSバジルの生命力
「食べもの栽培のススメ その4・完結編」
ようやくバジルが育ち、イカさんの口に入ったようです。めでたし、めでたし。ハーブというのはいかにも健康に良さそうで、かつ、クセのある植物というのはそれ自体生命力旺盛で、いくらでも「はびこり」そうですが、事実その通り。収穫する側の食欲が追いつかないと、食べ頃を過ぎてたくましく育った葉が、うっそうとしてきたりします。トラウマ保持者としては、リハビリにぴったりなのではないでしょうか。
「食べもの栽培のススメ その4・完結編」
ようやくバジルが育ち、イカさんの口に入ったようです。めでたし、めでたし。ハーブというのはいかにも健康に良さそうで、かつ、クセのある植物というのはそれ自体生命力旺盛で、いくらでも「はびこり」そうですが、事実その通り。収穫する側の食欲が追いつかないと、食べ頃を過ぎてたくましく育った葉が、うっそうとしてきたりします。トラウマ保持者としては、リハビリにぴったりなのではないでしょうか。
「BRICs」
ブラジル(暴漢にも負けず銅メダル!)、ロシア(シンクロなど、やっぱり強かった)、インド(レスリングが強かった)、中国(次期開催地、メダル数でアメリカとほぼ互角の戦い)……というわけで、オリンピックで存在感を見せつけた国という印象でした。
いずれにしても、これからますます存在感の大きくなってくる国、ということなんでしょう。
「食べもの栽培のススメその3」
自転車で浜松の郊外を駆け回ってようやく手に入れたバジル、二軒目でちゃんと売っていた場面では思わずほっとしてしまいました。郊外に多いガーデンセンターの類、車社会を前提に展開しているので、広告も遠くから出ているし、土や植木鉢などちょっとした買い物だけでもすぐ重くなるので、自転車ではやっぱりきついでしょうねぇ。
さて、これだけ苦労して手に入れた苗は、無事育ったのか。この話題に入ってから、この連載としては異例なことに、まだたべもんが口に入ってないんですが、次回はいよいよ食べられるでしょうか。
消えていた写真を復旧しました。
こういう経験をすることを通して、ブラックボックスを少しずつ開いていくというのが実感です。よくできたコンテンツ・マネジメントシステムであればあるほど、著者はバックヤードのことを意識しなくなるのですが、バックヤードと中身そのものの両面を分かっているべき立場としての「編集者」の存在意義があらためて実感されました。「編集後記」という場は、こういう経験を積むことにふわさしかった、ということなのでしょう。
オリンピックも後半となっているが、日本から6時間遅れという時差は絶妙だった。一日の仕事を終え、そろそろ眠ることを考えようという時間帯のころに、その日のアテネのメイン・イベントがやってくる。最初の一週間は柔道の決勝戦。日曜には、女子マラソンのスタート。というわけで、ついつい睡眠不足を気にしながらもテレビ観戦してしまうことが多い。女子マラソンのゴール時点(月曜の午前2時半近く)の視聴率が 30% 弱というとんでもない数字だったが、私もその3割の部類だった。
そのマラソンについて、24日付の朝日新聞に、沢木耕太郎の「マルーシ通信」が取り上げていたが、高橋尚子のことに異様にこだわっていて違和感を覚える。2時間半テレビ中継とつきあった私自身は、スタート前には多少選考過程のことも思い出したりしていたが、走り出してからは、暑さとコースの厳しさへの選手たちの走りそのものに圧倒される思いで、はっきりいって、選考過程の話などまったく消し飛んでしまった。
そんなことを思っていたら、村上龍のメールマガジンJMMの特別号が緊急配信されてきた。(このメルマガのサイトは、最新号しかウェブ公開していないようなので、次号が出たら入れ替わってしまうと思います)
同じような違和感を覚えた村上龍の見事な文章。沢木耕太郎が、個人的な「物語へのこだわり」によって、物事のありのままを見るのではなく、自分の欲する物語を通してしかものを見ていないのではないか。それは時として物事の本質を隠蔽することになりはしないか、という厳しくも的確な批判。お見事、という一語に尽きる。
一部の記事を除いて、写真が表示されなくなっています。廣瀬の操作ミスで、編集後記専用の写真を置いていたディレクトリが消えてしまったのが原因です。現在 honya のサイトは、通常の連載に使っているオリジナルのシステムと、編集後記に使っているWordPress というblogのシステムを併用しています。二つのコンテンツ・マネジメントシステム(CMS)が並行して動いているので、本来の操作を誤ると、思わぬ副作用が出てしまうことがある、ということが実証されてしまいました。
サッサと復旧したいところなのですが、システムを管理しているエンジニアの手を介さないと動かせないように守られている場所の問題なので、少々お時間をいただきます。見苦しくて申し訳ありません。
「ああ、夏の想い出」
窯焚き中の上田光春さんから、一足先に夏を振り返る号が届きました。もう8月も下旬、蝉の声もそろそろ夏の終わりを告げているようです。窯場はもちろん、夏の名残と窯の火で、酷暑の環境じゃないかと思いますが。

冒頭のモノクロ写真は、「夏の想い出」という標題と相まって郷愁を誘います。昭和30年代の信楽の火祭りの様子、とキャプションをつけたら、信じてしまいそうです。
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都心のタワーマンションブームが波及して、私の住まいのある埼玉県所沢市でも、何年かぶりでタワーマンションの建設ラッシュの様相を呈してきた。10年程前ごろから一度目のタワーマンションブームがあり、旧所沢町の商業地だったところに残っていた旧い町並みが、高層マンションと蔵のある店舗建築のモザイクのようになってしまっていた。今度はいよいよ旧い町並みが消えていく可能性さえ出てきたようだ。
隣のトトロのモデルになった農村で生産された商品は、この旧い町場を経て消費者の手元に届いていた時代があった。いま、その両方が住宅地となっていくなか、旧農村の里山は「トトロの森」などの形で部分的にせよ残されていくしくみができてきたが、旧商業地の町並みは、いまのところ残していける構造が見えない。
(写真左:旧町の面影を残す料亭とタワーマンションが隣り合う。料亭は先月末で廃業し、間もなく取り壊される予定という。写真右:3階建ての立派な店蔵が取り壊され更地になっている。その奥には、新しいタワーマンションの建設が進む。)
「バタフライガーデン」
蝶々が舞う庭は好ましいけれど、イモムシが旺盛な食欲を満たす庭はぞっとする?
気持ちはそれに同感する、という人が多いのではないでしょうか。でも、イモムシがいなければ蝶々がいるはずがない、ということもちょっと考えてみればすぐ分かること。イモムシをお客さまとして遇しようというガーデニングの発想の転換のススメは、新鮮です。
私は、子どもの時に立て続けに蜂に刺されて以来、蜂恐怖症。でも蜂蜜は好んで食べたりするのですが、これもまた矛盾。恐怖心の克服は、嫌悪感の克服よりもさらに難しいのかもしれません。(写真はマツムシ草とミツバチ)
「ネムノキ」
8月の「ガマの油」の画材はネムノキ。honyaの表紙に夏の宵の艶やかな空気が漂うようです。
今月もまた、絵を描いていくプロセスが見える動画仕立てで、ディジタル・アートの教材としても使えるのでは。
ところでこの絵には、モデルとなった写真があります。福田重敏さん撮影の写真は「ひだ・みの花紀行」に掲載されていますが、こちらも絶品。
写真家と画家とが、同じ花、同じ構図で、二つの違う作品を作っているわけですが、出来上がった作品の違いもまた興味深い。
ところで、近日中にhonyaでも、福田さんの写真を紹介できるコーナーを設ける予定です。どうぞお楽しみに。
「ああ、品評会」
「のほほん」読者にはおなじみのギャラリーT屋さんで開催された品評会の様子。写真で紹介されているアマチュアの陶芸作品がなかなかです。私が気に入ったのは、3番目の「謎の器」。一見しただけで何か分かってしまうものよりも、ずっと魅力的だとは思いませんか?
みなさんのお気に入りはどれでしょう。
「食べもの栽培のススメ その2」
そろそろ食べ物の栽培に入るかな、と思っていたら、いきなりヒマワリのタネの生食の話しに展開していきました。「クルミなんかは生で食べているわけだし」ときましたが、クルミだってローストしてから食べるのが一般的ではないんでしょうか。お母さんが「おなかこわすよ」と注意するのも当然という気がするのですが、結論としては結構大丈夫なものなんですね。でも、翌年のためのヒマワリの種がちゃんと残ったのかどうか、ちょっと心配になる話でした。
花豆がよく育たなかったことも出てくるんですが、我が家では買ってきた種→花→種→花→種とめぐって3度目の夏を迎えるヒマワリが、去年、今年と段々小さくなってしまって、今年はついに虚弱な小さい花しか咲きませんでした。そんなわけで、ひたすら暑いのに夏らしい景色になりません。どうも商品作物の種ってのは、二代目以降貧弱になるということみたいですね。
さて、いよいよ来週は食べられるものが育つ話しに展開しそうな雰囲気になってきました。果たしてどういう食物なのか、楽しみです。
昨夜はサッカー・アジアカップ決勝。
激しいブーイングの中で、淡々と冷静に、かつ力強く試合を続ける日本選手の姿が印象的な試合だった。日本選手が中国側からボールを奪った途端にピタリと声援の声がブーイングに変わるなかで、冷静に試合を決めていく流れに、強いヒール(嫌われ役)の快感が少し分かるような気分になった。
終了間際に日本が追加点をあげたところで、中国サポーターがぞろぞろと帰り始めたのには少々驚く。プロ野球など、シーズンが続いていく中での1試合なら分からなくもない。1発勝負の決勝戦で、「国威」! をかけた応援という雰囲気の中で、負けがほぼ決まったとたんに、まだ試合中の代表チームに冷淡に背を向けて帰っていく観客の姿に、中国代表選手がちょっと気の毒になる。
ところで、このところ古瀬幸広氏が多忙で、offsideの発行がしばし止まっている。「スポーツ観戦の楽しみ」など、サッカーを含めて、スポーツの話題も折りに触れ取りあげてきたoffsideでは、今回のアジアカップをどうとらえたか読んでみたい、と、ここでリクエストを出しておこう。古瀬さん、どうぞよろしく。
京都らしい風景。あなたはどんな景色を思い浮かべますか?
私にとっては、何よりもこの一本の道です。場所は京都御所。これは一体何の道なのか?
正解は「京都御所の砂利のうえにできた自転車の道」なのです。
京都御所は、御苑として公開されている部分がかなり広く、地元で暮らす者にとっても日常的な通り道になっています。しかし、一面に砂利が敷かれているので自転車の通行にはちょっと不便。いつの間にか、自転車の轍が一本の通路としてでき上がってくる、ということのようです。これが決して二本になることなく、きれいに細く、くっきりとした1本道になっているのが面白い。
私が学生だった25年ほど前にはもう既にありました。今年訪れたときにもやはり健在でした。
「春うらら 京の都のカレーパン」を見ると、たべぶぎょうのイカさんにとっても、故郷の懐かしいエリアのようです。この轍をつくった、のべ何百万台の自転車のなかに、イカさんもきっと含まれているんでしょう。
PS
夏休みを迎え、今年の夏歩いた風景から、気の向くままに時々紹介していきたいと思います。
→
去年は左上の状態だったブリエッタだが、今年は踏み石の目地のわずかな土に、こぼれ種から生えてきた第二世代が元気いっぱい。さすがに窮屈そうだったので、大きな鉢に植え替えたのでした。学校でも、こういう旺盛な植物で育てる楽しみを覚えさせてから、難易度を上げていけば良いのでは?
食べもの栽培のススメ
去年の春ごろ、小学校1年生のとき、学校で育てていた朝顔を枯らしてしまったトラウマのことを書いたことがありました。ここにもう一人その仲間がいたようで、ちょっと安心しています。
自然に親しむ心を育もうということで小学校の最初のカリキュラムに含められているのでしょうが、それさえもこなしきれなくて、落ちこぼれる者も何人か出てしまう、というのは教育の限界というべきなのかも知れません。
いずれにしても、食べものの栽培だったら励みにもなるし、うれしい、という自分の天性と植物との相性の鍵を見つけたイカさんは幸福だったんじゃないでしょうか。
オヤジ景気
久々の島本さんの連載更新。日本経済も少し元気になってきましたが、そのなかのオヤジ景気の話。なるほど、と思わせられる話ですが、経済分析のところだけを読むと、ちょっと他人事っぽい印象も。
俄然説得力が増すのが、蕎麦屋紹介のコーナー。浅田屋伊兵衛で酒と肴を楽しんで蕎麦で〆る、なんていうのは、オヤジ的「プチ・ゴージャス」そのものではないでしょうか。弊社はまさにその地元。帰りに立ち寄らせるに充分なオヤジ景気誘惑文でした。
『ああ、巡業のおまけ。』
佐賀から信楽まで、帰り道も精力的に「研修旅行」を引率してきた師匠。萩のヨン様の「ヨン様ぶり」に随分こだわってますねぇ。ゴン様もなかなか凛々しいですが、やはり窯炊き犬というのは不可欠な存在なんでしょうか。
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