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honya 編集後記

by 編成人 廣瀬 克哉

12/28/2004

夢は枯野を・・・

Filed under: - hirose @ 11:38 am

「これってガーデニング」の12月号は、この季節に江戸の庶民が枯野見物に出かけたというお話し。花見などとは違って、枯野にもおもしろみを見出して、わざわざ繰り出していくという態度は、おそらく今とは違う意味の「粋がる」ということばがぴったりする感覚なのではないでしょうか。
「夢は枯野を駆けめぐる」という有名な句がありますが、芭蕉も江戸の人。枯野見物に出かけるのが粋だったということを知って改めて読むと、少し違った印象になりますね。

12/26/2004

雑煮あれこれ

Filed under: - hirose @ 11:26 am

このおいしそうな京風の白みそ雑煮は、イカさんの実家に伝わる味。一般の京風雑煮には大根やにんじんも入っているのですが、この雑煮には、かしら芋と餅だけ。我が家も京風の白みそ仕立ての雑煮なのですが、実は大根とにんじんと餅を入れて、かしら芋は入れないのです。雑煮は地域ごとにさまざまということが言われますが、同じ地域、だいたい同じ系統の雑煮のなかにも、家々によって更に多様に枝分かれしているのですね。
読者のみさなんはどんな雑煮で新年を迎えられるのでしょうか。
静かに雑煮が祝える正月になりますように。

12/12/2004

一期一会の風景

Filed under: - hirose @ 7:36 pm

この週末の弓削篤志さんの作品が Photo blog 「飛騨写真記」に掲載されています。午前6時から午後4時まで、全部で241枚撮影されたそうです。水面の氷、雪景色、雪のない白樺林に青空等々、飛騨の初冬にはいろんな顔があるのだなぁと実感できる15枚でした。これは、何とかスライドショウ機能を作りたいものだ、と思いましたが、現時点では編集長のつぶやきレベルです。
さて、この写真もまた9日の写真同様に朝霧の風景ですが、光の様子も雲の形もその瞬間だけに現れたもの。「 今この風景は再び出会うことがない風景なのだということ、強く感じた2枚です。」というキャプションに感じ入りました。

12/11/2004

ああ、大阪巡業の夜

Filed under: - hirose @ 7:23 pm

上田さんの次の巡業先は大阪の北新地のすぐそばにあるギャラリーD島。食い倒れの町ですし、ギャラリーの営業時間が終わった後は(も?)なかなか楽しそうです。今度大阪に行く時には、お奨めのお店を聞いてみることにしなければ。

もっとも、個展に至る前には、寒い中での窯焚きをしなければならない、という鉄則。信楽は内陸性の気候なので、夜中はかなり冷えるんではないでしょうか。1200度と0度の間を往ったり来たりというのは、想像を絶した世界です。寒い時に焼いた器の方がキリッとしているとか、何が違いも出てくるんでしょうか。

12/10/2004

主人公の面構え

Filed under: - hirose @ 11:46 pm

今日から honya の表紙は、飛騨の朝靄の中に、いまにも飛びださんとする麒麟の図。「ガマの油」の最新号です。
もっとも、麒麟は実のところ露払い。主人公(?)はマウスオーバーで手間をかけて掘り出してください。手間がかかるのはこの主人公の必然ということでしょう。
忘年会シーズンに、ご堪能ください。

12/9/2004

飛騨の Photo blog 開始

Filed under: - hirose @ 11:09 pm

弓削篤志さんの Photo blog 「飛騨写真記」を開始しました。
弓削さんは岐阜県(飛騨)在住で、季節折々の花、風景、町並など飛騨の魅力と季節感を映像を通してお伝えいただけることになりました。四季折々の、美しい写真をどうぞお楽しみください。
まずは連載開始ですが、すでに初雪も、晩秋の紅葉の様子も登録されています。

12/7/2004

愛着と賞味の間

Filed under: - hirose @ 2:16 am

『たべぶぎょうのもうそう』の最新号は「富士宮、朝霧高原の究極のブタ肉」
富士の裾野の高原で放牧されている、元気いっぱいのブタのお話しです。促成肥育でヤワに育てられたブタとは違って、原っぱを駆け回ってじっくりと筋肉をたくわえた、いかにも密度の濃そうなブタ君たちの勇姿が見られます。文字だけを読んでいると、しっかりと旨みの凝縮された肉を一口味わってみたいという気持ちが沸いてきます。

ところで、水族館に行って「おいしそう」とつぶやいた友人は何人か知っていますが、動物園を訪れて「おいしそう」と思ったという話は聞いたことがありません。この朝霧高原のブタ君たちも、文章の末尾に至って写真を見てしまうと、愛着が先に立って、ちょっと食べるに忍びない。

12/1/2004

登場人物と読者の出会い

Filed under: - hirose @ 12:44 am

12月上旬の「のほほん陶芸日記」は、「ああ、青山巡業」その3。
青山の個展に集ったみなさんの中に、「のほほん陶芸日記」の読者と登場人物の出会いがいくつも、というお話しです。どうも、お互いに登場人物であり読者であるといった関係が交錯していたのではないでしょうか。
156号の本編と、52号目になる毎月のプロフィールに登場した人物一覧を作ってみたら、さて、何人になるのでしょうか。一堂に会したらとっても愉しいことが起こりそうな気がします。

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